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伊豆半島は、約2000万年前、現在の硫黄島付近にあった海底火山群でした。本州で唯一、フィリピン海プレートの上にのっている伊豆半島は、フィリピン海プレートの北上の動きに合わせて、日本の本州に接近、約60
万年前に本州への衝突により半島全体が隆起し、その後何度も噴火を繰り返し現在のような伊豆半島の形になりました。
そのため、伊豆半島は本来ならば海の底に没しているはずの海底火山群を、美しい海岸線やダイナミックな溶岩地形として直接観察できる稀有な場所となっています。
浮島海岸のジオパークは、海底火山の痕跡が海中から地上にまで残っている世界的にも稀なジオパークです。
こちらでは、かつての海底火山にマグマを供給したマグマの通り道である岩脈群(火山の根)を観察することができます。海岸にそびえたつ板状の奇岩のひとつひとつがかつてのマグマの通り道です。
【注意!】岩脈群周辺は歩きにくい礫浜のため、歩きやすい服装で足元に注意して歩いてください。また落石の危険がありますので、崖に近寄りすぎないようにしてください。
【所 在 地 】 | 西伊豆町仁科浮島 |
【アクセス】 | 伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」から東海バス松崎行きまたは堂ヶ島行きで1時間20分、「浮島」バス停下車、浮島海岸まで徒歩約9分 |
【所要時間】 | 浮島海岸まで 0m 0分 |
【駐 車 場 】 | 付近に有り |
【ト イ レ 】 | あり |
【出 典】 | 伊豆半島ジオパーク |
田子港と浮島海岸をむすぶ「燈明ヶ崎遊歩道」では、海底火山の噴出物が作り出した迫力ある海岸線を見ることができます。
浮島海岸から遊歩道を少し進むと燈明ヶ崎があり、駿河湾を見渡し、南アルプス、南伊豆の眺望が見事な絶景スポットとなっています。
燈明ヶ崎は、かつて灯台の前身として「燈明堂」があったことからそう呼ばれています。
遊歩道下の海岸では磯釣りができ、秋のツワブキ、春のツバキ、トベラ、ウバメガシなど、海岸植生の観察も楽しめます。
田子の湾内には、海底火山の噴出物が作り出した数多くの岩礁が分布し、独特な景観を作り出しています。
【所 在 地 】 | 西伊豆町仁科浮島 |
【アクセス】 | 伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」から東海バス松崎行きまたは堂ヶ島行きで1時間20分、「浮島」バス停下車、浮島海岸まで徒歩約10分。田子バス停からは、徒歩20分。 |
【所要時間】 | 浮島海岸まで 0m 0分 |
【駐 車 場 】 | 付近に有り |
【ト イ レ 】 | あり |
【出 典】 | 伊豆半島ジオパーク |
【所 在 地 】 | 西伊豆町仁科浮島 |
【アクセス】 | 伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」から東海バス松崎行きまたは堂ヶ島行きで1時間30分「堂ヶ島」バス停下車 「堂ヶ島ホテル・IN」の看板右折、すぐ左方向へ。入口左脇に「瀬浜海岸と三四郎」の案内板あり(直進すると堂ヶ島ホテルへ行ってしまうので注意) |
【所要時間】 | 2.3km 渋滞なしで5分 |
【駐 車 場 】 | あり |
【ト イ レ 】 | あり |
【出 典】 | 伊豆半島ジオパーク |
堂ヶ島海岸の崖には、海底火山の噴火にともなう水底(すいてい)土石流と、その上に降り積もった軽石・火山灰層が見られます。
美しく折り重なる白い火山灰層は堂ヶ島の特徴的な景観を作り出しています。また、海岸の崖には、波がうがった洞窟(海食洞)である「天窓洞(てんそうどう)」(国指定天然記念物)があり、遊歩道や遊覧船から楽しむことができます。
遊覧船のりば奥にある堂ヶ島ピアドーム天窓からは堂ヶ島周辺のジオツアーに参加することもできます。
【注意!】波打ち際の遊歩道は十分注意して歩いてください。
【所 在 地 】 | 西伊豆町仁科沢田 |
【アクセス】 | 伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」から東海バス松崎行きまたは堂ヶ島行きで1時間30分「堂ヶ島」バス停下車 |
【所要時間】 | 2.3km 渋滞なしで5分 |
【駐 車 場 】 | 堂ヶ島遊覧船の駐車場が利用可 |
【ト イ レ 】 | あり |
【出 典】 | 伊豆半島ジオパーク |
海底火山の噴火にともなう水底(すいてい)土石流や、海底にふり積もった軽石・火山灰層が作る景観。
白岩山岩壁窟画(町指定文化財)では白色の海底火山灰層に掘りこまれた洞窟の中に仏像が描かれており、
自然と人間文化との関わりの一端を知ることができます。
【所 在 地 】 | 西伊豆町仁科浮島 |
【アクセス】 | 伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」から東海バス松崎行きで1時間30分「沢田」バス停下車 |
【所要時間】 | 3.4km 渋滞なしで11分 |
【駐 車 場 】 | 付近に有り |
【ト イ レ 】 | あり |
【出 典】 | 伊豆半島ジオパーク |
海底火山の噴火にともなう水底土石流や、海底に流れ出した水中破砕溶岩の地層。
海底に降り積もった白い火山灰の地層の一部は、やわらかいうちに変形をうけ、蛇がうねったような模様ができています。
15代広神天皇の命を受け船を建造された造船場の跡と日本書紀に記される歴史ある場所。
昭和の初めの港湾工事では、伊豆半島最古の弥生式土器が発掘され、一抱えほどの黒曜石の原石も発見されました。
【所 在 地 】 | 西伊豆町仁科沢田 |
【アクセス】 | 伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」から東海バス松崎行きで1時間30分「沢田バス停」下車 |
【所要時間】 | 3.6km 渋滞なしで13分 |
【駐 車 場 】 | あり |
【ト イ レ 】 | あり |
【出 典】 | 伊豆半島ジオパーク |
火山が作り出す地熱地帯の地下では、温泉水によって岩石が変質します。
夕陽に照らされ黄金色に輝くこの岬の岩石の色も、このような変質作用によって染め上げられたものです。
宇久須の珪石(ガラスの原料)や土肥金山もまた熱水変質の恵み。
駿河湾が広がる展望デッキからは富士山や西天城の山稜が望め、近くの黄金崎クリスタルパークではガラス文化を観賞できます。
【注意!】黄金崎公園内の遊歩道の一部では、落石に注意してください。
【所 在 地 】 | 西伊豆町宇久須 |
【アクセス】 | 伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」から東海バス松崎行きで1時間15分「黄金崎クリスタルパーク」バス停下車、徒歩10分 |
【所要時間】 | 5.6km 渋滞なしで12分 |
【駐 車 場 】 | あり |
【ト イ レ 】 | あり |
【出 典】 | 伊豆半島ジオパーク |
伊豆半島で最も古い時代の地層である仁科層群は、その大部分が海底噴火で流れだした溶岩や水底土石流の堆積物からなります。
粘り気の少ない溶岩が水底に流れでると、表面張力や急冷によって枕(チューブ状)のような形になります。ここでは、積み重なった枕状溶岩の断面を観察することができます。近くの小川では南洋の貝の化石も拾えるかもしれません。
【注意!】枕状溶岩の崖はもろい場所もあります。崖に近寄りすぎないように注意して観察してください。
【所 在 地 】 | 西伊豆町仁科浮島 |
【アクセス】 | 東海バス「仁科車庫」から「一色橋」駐車場から徒歩約3分 |
【所要時間】 | 8.4km 渋滞なしで16分 |
【駐 車 場 】 | あり |
【ト イ レ 】 | なし |
【出 典】 | 伊豆半島ジオパーク |